園長ご挨拶

 木花幼稚園は昭和38年開園しました。
 木花に唯一の幼稚園でもあり、幼児教育の場として、地域にしっかり根付き、とけ込んで参りました。
 園舎は学園木花台住宅地のほぼ中央に位置し、すぐ横には学園木花台小学校まで続く、一直線の遊歩道があります。
 春には桜が見事な花をつけ、夏には青々とした緑が茂り、秋には赤や黄色の葉が色づき、冬には園児達が元気にその道をマラソンをしてかけ抜けます。
 静かな恵まれた環境の中で、子供達はのびのびとそしてゆったりと毎日を過ごしています。
 また、根本にあります宗教教育を通して、思いやりあるのやさしい心を育て、生命(いのち)の大切さを学び、善・悪の判断や、物事のけじめ等を見分ける力を養い(やしない)「健康で情操豊かな子供の育成」を目指して、職員一同心血を注いで取り組んでいます。

木花幼稚園長 井上真哲

木花幼稚園沿革

 木花幼稚園は、JR木花駅のすぐ北に位置する浄土真宗本願寺派「西教寺」の第12代住職井上源正が、よりよき人間形成の素地を築くためには幼児教育と宗教的情操教育の大切なことを感じ、その教育理想を実現するために、昭和38年4月に宗教法人西教寺立木花幼稚園として開設しました。その後、昭和56年4月に学校法人南海学園木花幼稚園として文部省(現文部科学省)より認可され、平成29年度より、施設型給付の幼稚園となりました。
 木花地区の教育の振興を推進し、幼稚園自体も教育内容の研究を重ねて幼児教育の完璧を期し、円滑なる人格をもつ幼児を巣立たせ、広く現代社会の要望に応じようとするものであります。

木花幼稚園はこんなところです

教育の本質は教えることではなくて、こどもたちのもつそれぞれの素質を引き出すことにあります。
当園では、宗教(仏教)的情操の中で助け合い、刺激しあって育ちあうとともに、
温かい思いやりや善悪の判断、物事のけじめなどを身につけることが出来るよう導きます。

まねる時期から自分で考える時期へ

考える能力は3歳頃から急に発達してきます。
今までの「まねる時代(母子共生期)」から、自分で考え、自らを主張し、自主的に行動する時期つまり「自分で考える時代(思考期)」に入ったのです。
この時期からは、単純な遊びだけではなく、考えることを必要とした遊びを多くとり入れてあげることが大切になります。

旺盛な好奇心と集中力

「なんで?どうして?」幼児の年代は、いろんなことに疑問を持ち、盛んに質問してきたり、大人には不可解なものを必死に集めたりします。
質問が多いこと、ものを集めることも望ましい発達を遂げている証拠。
こどもが何か好きな遊びに熱中しているときは、できるだけそっと見守ってあげたいものです。
無我夢中になって取り組む中に、注意深くものを見ようとする力(洞察力)や、じっくりと物事に取り組む姿勢(集中力)ができていきます。
幼児期はまた、想像力がどんどん広がる時期でもあります。柔軟な思考力(拡散思考)を培わせてあげたいものです。

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